自動車保険「家族限定」廃止の可能性
損害保険会社が、自動車保険の「家族限定」契約を廃止する可能性が出てきたそうです。若者の車離れで、子供が親の車を運転する機会が減ったのと、車が必需品である地方では、ひとり1台で車を所有して共用しなくなったので、自動車保険の「家族限定」契約のニーズが低下しているとのこと。「家族限定」は、自動車の所有者と配偶者の他、同居の親族らが自動車事故を起こした場合に補償され、運転者を限定しない契約より保険料が数%割安になります。ライフスタイルの変化が影響しているとみられ、より割安な、本人・配偶者限定の契約数は上がっているそうです。損害保険各社でつくる損害保険料率算出機構の方針を踏まえて、2018年以降の自動車保険契約に向けて対応を決めるようです。