ヤマハとホンダ 二輪で提携

ヤマハ発動機とホンダが二輪車事業で提携に向けた検討にはいったと報道されました。国内二輪車市場の縮小を受けて、ヤマハ発動機が排気量50ccスクーターの生産をホンダに委託するほか、宅配業務などで活用する電動スクーターを共同開発する方向で検討しているそうです。ライバルメーカーの提携。ヤマハにはヤマハ、ホンダにはホンダのそれぞれの個性と特性があって、消費者である我々は、それらを比較、選択する楽しみがあります。メーカーは他者との差別化を図るために、研究開発にしのぎを削り、個性的な新商品を投入し、我々消費者はその新たな商品に胸をときめかせる。市場規模の縮小で仕方がないのかもしれませんが、個性的なメーカーの合併、提携で、そういった選択の喜びが消えていき、商品が画一化されていくのは寂しい限りです。これは全ての産業について言えるわけで、経営、生産性の効率化を重視するあまり、商品自体の魅力が薄らいでいくことにならなければよいのですが、、、。

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