増える大型物流施設
国内各地で大型物流施設の建設が相次いでいます。ネット通販の充実が進んで、好立地と工場機能の集約が出来ることから、大型施設の需要が高まっているとのこと。
物流施設の大規模化は、各地に分散した工場と倉庫を集約して、作業効率が上がる利点があり、オフィス、商業、ホテルに次ぐ不動産規模になると期待されているようです。
大型物流施設の建設増加は、道路交通網の整備とも連動しています。神奈川県相模原市には2020年、東京ドーム14個分の広さの物流倉庫が開業予定とのことで、首都圏を環状で結ぶ圏央道に隣接しています。圏央道は、2017年2月に茨城県区間が全線開通する予定で、沿線にある約1600の大型物流施設で生産性向上が期待されるとのことです。