人前式

先日、親戚の結婚式出席の為、妻と京都に行ってきました。式は ザ・ソウドウ・ヒガシヤマ・キョウト という昭和初期に日本画家がつくった居宅と画室を備えた旧私邸でおこなわれました。

昭和初期につくられた建物ということで全体的に小ぶりでしたが、風情のあるアットホームな空間でした。当日はよく晴れて、各所に設けられた大きなガラス窓を通して見える緑の木々が鮮やかでした。純白のドレスをまとった花嫁も美しかったです。

印象的だったのが、人前式(じんぜんしき)という結婚式。形式や格式にとらわれずに、列席者に結婚の証人となってもらうスタイルで、私には初めての式でした。式の前にウィットネスと書かれた結婚証明書に列席者が結婚の証人として名前を記入します。式場に新郎新婦が入場し、司会者が開式を宣言、列席者の前で新郎新婦が誓いの言葉を読み上げます。この誓いの言葉は、決まりなどなく、自由なものでいいらしいのですが、今回のふたりの主役の言葉は、生活感があってユニークでした。その他指輪の交換、誓いのキスなどあり、最後に結婚の承認のしるしとして列席者が拍手をおくりました。プライベートな空間と自由な形式。その後の披露宴も式の和やかな雰囲気を引き継いで、心温まる結婚式となりました。 ふたりに幸あれ。

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