車の自動ライト義務化

国土交通省は、暗くなると車のヘッドライトが自動で点灯する「オートライト」の搭載を、2020年4月以降に売り出される新型車からメーカーに義務づけることを決めたそうです。日没前後の薄暮時に多く発生する高齢の歩行者らが巻き込まれる事故を減らすことが主な狙いとのこと。
オートライトは、車に搭載したセンサーが周囲の明るさを感知して、自動でライトを点灯・消灯する機能で、JAFの調査では国内の約3割の車に搭載されていますが、これらは運転手が手動で点灯・消灯を選択することができます。新しい基準では、昼間や停車中を除いて、夜間走行中は自動点灯されて、運転手が消灯することはできなくなるそうです。早めの点灯は運転手からの見えやすさだけでなく、歩行者に車の存在を知らせる意味合いが大きく、薄暮時の事故を減らすことが期待できるとのことです。
確かに自分で車を運転していてもヘッドライトを点けるタイミングは曖昧ですし、ほとんど暗闇状態になっていても無灯で走行している危険な車もあったりするので、自動点灯義務化はいいことかもしれません。車の安全性を高める意味で技術的に可能なことは、どんどん取り入れていくべきだと思います。

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