完全自動運転

自動運転車の普及策などを話し合う主要7カ国の交通相会合が軽井沢で始まったそうです。完全自動運転については日米で温度差があり、米国は一気に完全自動運転の基準をつくりたく、日本は段階的な技術開発で長期的な視野に立って進めていきたいとのこと。米国には、車を制御する人工知能で先行するグーグルなどのIT企業があるので、完全自動運転車を早急に普及させて主導権を握る狙いがあるようです。
車は人が命を預けるものですから、慎重に段階を踏んで進んでいく日本のやり方のほうが無難と言えるのかもしれませんが、こういった新技術はスピードも大変重要な要素です。飛び出しておいて、後から欠点を埋めていくやり方も技術進歩の点においては、合理的な手段と言えるのかなと。いずれにしても日本のメーカーには慎重になりすぎて、のちのち米国に大きく溝をあけられるということにはなって欲しくありません。

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