デフレではない?

個人消費の停滞感が強まっています。家計の消費支出は減り、節約志向で物価の下落が続いているとのこと。消費が低迷している理由としては、賃金の伸び悩み、年金生活者の増加、非正社員比率の上昇、社会保障負担の増加、消費増税後の節約志向、将来や老後の生活不安などがあげられるそうです。確かに一時、安さが全てではないような風潮が出てきて、価値あるものにはお金を払うような動きがあったのを感じましたが、それも束の間、ここにきて再び、1円でも安いものを買いたいという消費者の節約志向が強まっているのを感じます。
しかし、政府や日銀は、「デフレではない」との強気の姿勢を崩していません。様々な問題が複雑に絡みあって引き起こされている現象ですから、あちらを立てれば、こちらが立たずで、皆が感じることが出来るデフレ脱却は容易ではないのかなという感じがしてきました。

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