離島のドローン宅配
国土交通省が、ドローンなどの小型無人飛行機を離島や山間部の宅配に活用することを目指して、操縦者や監視者から見えない場所でも飛ばせるようにする方針を決めたそうです。
現在では、小型無人飛行機は航空法上、操縦者や監視者から見える範囲でしか飛行が許可されていません。新基準をつくるのに法改正は必要なく、航空法に基づく許可基準の「新設」で対応できる見通しとのこと。離島など過疎地域のドローン宅配が実現すれば、ネット通販で買った商品がすぐに届いて、過疎地域に住む方々は、遠方まで買い物に行く必要がなくなります。また災害時などには、薬や食料などの支援物資を届けることも可能になります。建物が密集する都市部では、ドローン宅配の安全性を確保することが困難で、現在のところ実用化のめどはたっていないそうですが、人の少ない離島や山間部では、安全性の確保やプライバシーの問題はクリアしやすいようなので、実現可能なのではないでしょうか?